【2025年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(11/22号) 11/9~11/15に読んだ本

フィクション担当のくりです
11/9~11/15の読了36冊から、フィクションのよかったもの17冊ご紹介します!
『ようかいあいうえお』
林木林 作 ささきみお 絵 木下昌美 監修 Gakken 2025/10
3歳~
目が覚めたら、ようかいだらけのおばあちゃんの家!126匹の愛らしい妖怪たちと「あいうえお」を楽しく学べる、遊び心満載の一冊。
『のらねこノラ』
すげいずみ 作・絵 ポプラ社 2025/1
3歳~
公園で出会ったのらねことおばあちゃんの、心温まる交流を描く物語。ほどけた毛糸がつなぐ優しい時間と、柔らかな絵の質感が印象的な絵本。
『ありさんシェフのしょうたいじょう』
ダリオ・ポモドーロ 著 ロレンツォ・サンジョ 絵 ディーン・フジオカ 訳 講談社 編
講談社 2025/10
3歳~
世界一の晩餐会を計画した、ありさんシェフのユーモラスな物語。動物たちの個性を活かした席順をめぐる過程が、とてもユニークで洒落ている。
『こねこねねこのねこうどん』
くさかみなこ 作 カワダクニコ 絵 KADOKAWA 2025/10
3歳~
シリーズ2。7匹の個性豊かなねこたちが作る、おいしいうどん!ねこたちの連携プレーが楽しい、ハッピーな一冊。
『ねこピクニック』
あさのますみ 作 かのうかりん 絵 教育画劇 2025/10
3歳~
猫のコムギを抱っこしているうちに…女の子の体が変化、猫好きの夢が詰まった物語。ダイナミックでリアルな猫の描写が気分を盛り上げる。
『ほんのむしのメメちゃん』
コマヤスカン 作 文溪堂 2025/10
4歳~
本棚の「ちいさいほん」を愛読するほんのむし・メメちゃん。読みたい本のため奔走する姿を描く。活版印刷の様子など、本好きのロマンが詰まる物語。
『ぐっすりおやすみすやすやランド』
長谷川あかり 作 世界文化社 2025/10
4歳~
眠れない動物が集まる「すやすやランド」。100匹のひつじ執事が、おもてなしと斬新なアイデアで、心地よい眠りへ誘う。
『リブリアのパンづくり』
おおでゆかこ 作 講談社 2025/10
4歳~
パン好きのリスが、友だちとパンづくりに挑戦!カラフルで愛らしい絵が魅力。レシピつき。
『たぬはらさんのどこでもとしょかん』
はやしますみ 作 偕成社 2025/10
4歳~
動物たちの願いを叶える、司書のたぬはらさん。変身術を駆使したユニークな移動図書館のアイデアと、心温まる展開が素朴な絵で描かれる。
『きれてる』
鈴木のりたけ 作 ポプラ社 2025/10
4歳~
ロールケーキが、どんどん意外な形に!リアルな絵と奇想天外な展開に、驚きと笑いが生まれる、ユーモアあふれる絵本。
『いえでします!』
浜田桂子 作 理論社 2025/10
5歳~低学年も
兄との喧嘩から家出を宣言した「ぼく」と友だちが語り合う、理想の家。子どものリアルな気持ちと共感性が詰まった作品。
『シマエナガのちるとぴるる : 北の森のちいさなおはなし』
もとしたいづみ 文 きくちちき 絵 ほるぷ出版 2025/10
低学年~
シマエナガちるとぴるるの物語。生態を盛り込み、厳しい冬を生きる愛らしい姿が、生き生きとした美しい挿絵で描かれる。
『ちいさなクリスマスツリー』
アーシュラ・モリー・ウィリアムズ 作 尾﨑愛子 訳 嶽まいこ 絵 岩波書店 2025/10
低学年~
貧しい家族を喜ばせたいと願う、小さなもみの木の物語。部分カラーの美しいイラストで描いた、優しさに満ちたクリスマス絵物語。
『グランド・フィーリング・ホテル』
リディア・ブランコヴィッチ 作 tupera tupera 訳 東京書籍 2025/10
低学年~小学生
怒りや悲しみなど、心にある「きもち」が泊まりに来るホテル。ユニークな擬人化と柔らかなイラストで描かれる、アイデアあふれる心落ち着く一冊。
『ミミナシホーイチ』
小泉八雲 原作 円城塔 翻案 長田結花 絵 東雅夫 編 岩崎書店 2025/10
中学年~
シリーズ2。有名な「耳なし芳一」の物語を絵本化。抜群の構図が怖さを際立たせる。
『図書だよりとひみつのノート』
赤羽じゅんこ 作 はらぐちあつこ 絵 さ・え・ら書房 2025/10
中・高学年~
図書館だより作りからはじまり、多くの大切なことに気づく、図書への愛と他者への思いやりが広がる物語。
『バロアチー! : 風香のバングラデシュ』
茂木ちあき 作 スカイエマ 絵 国土社 2025/9
中・高学年~
バングラデシュとつながる風香が、父から明かされた真実と出会いを通じ、厳しい国際支援の現実と向き合う。
くりが選ぶ 今週の一冊! 11/22号
『ちいさなクリスマスツリー』
アーシュラ・モリー・ウィリアムズ 作 尾﨑愛子 訳 嶽まいこ 絵
岩波書店 2025/10です!

クリスマスの真髄を伝える絵物語。貧しい家族を喜ばせたい一心で、小さなもみの木が夜の森へと飾りを探しに出かけます。優しさあふれる誠実なストーリーと、部分カラーのイラストが放つ美しさが心に残る、新たなクリスマスの定番の一冊となる作品です!

くろのノンフィクション11/22号もよろしくお願いします!
