おすすめ絵本・児童書 11/23号 フィクション

おすすめ絵本・児童書 11/23 号 11/10~/16 フィクション

<span class="bold">くり</span>
くり

『おしえてなかよし』

しもかわらゆみ 作    講談社   2024/9
2歳~
ネズミとトカゲシリーズ第3作。写実的で細やかな描写が美しく、表情も豊か。仲良しの温もりが伝わる。

『かっぱのおやこかっぱばしへいく』

岡本よしろう 作・絵       金の星社       2024/9
3歳~
妖怪だらけの道具屋街・かっぱばしへおでかけ。街の風景やレストランの料理など、子ども心をくすぐる楽しさ。

『れいぞうこのかみさま』

うえだしげこ 作・絵       教育画劇             2024/10
3歳~
シリーズを重ねても変わらない面白さ。台所や冷蔵庫の中の風景が、今回も楽しく描かれています!

『日曜日生まれの女の子』

中脇初枝 再話 さとうゆうすけ 絵       偕成社   2024/10
4歳~
重厚で少し怖さを感じさせる美しい絵が素晴らしい、兄を救うため旅立つ女の子の冒険物語。国語で昔話を学ぶ低学年にもおすすめ!

『ねぞうプロレス : 炎のおとまりバトル』

ひらぎみつえ 作・絵       教育画劇          2024/10
4歳~
祖父母と孫の寝相をユニークな実況中継で描く一冊。個性的な技名や展開がさらに盛り上がりを見せる!

『おはようおとなりさん』

ダヴィデ・カリ 文 マリア・デク 絵 橋本あゆみ 訳    化学同人   2024/10
4歳~
誇張されたイラストが愛らしく、繰り返しのストーリーが楽しい。ラストは少しハラハラ。表紙には登場人物の手が勢ぞろいしています。

『まゆとブカブカブー』

富安陽子 文   降矢なな 絵       福音館書店         2024/10
4歳~
ブカブカブーって何?怖いもの知らずのまゆと一緒に秘密を解き明かしていく物語。迫力ある絵とドキドキの展開が秋のお話会にぴったり。

『おなじところちがうところ』

新井洋行 作  嶽まいこ 絵     くもん出版       2024/10
5歳~小学生
前作「すきなことにがてなこと」に続き、多様性をテーマに人々のつながりを描く絵本。内容は充実しているがやや長め、手に取ってじっくり読むのに適している。

『バッタマンション』

北川佳奈 作  九ポ堂 絵    アリス館        2024/9
低学年~
魅力的なイラストや丁寧な作りが光る一冊。低学年向けとしてはイラスト中の漢字などデザイン重視の部分が少し気になるが、こだわり抜かれた作品として物語好きなお子さんに。

『あこがれの図書館』

パトリシア・ポラッコ 作  福本友美子 訳   さ・え・ら書房   2024/9
中学年~
幼少期の読書体験が主人公を大きく成長させる物語。司書や仲間との出会いが導いた特別な本との出会いが感動的。

『リスたちの行進』

堀直子 作  平澤朋子 絵    新日本出版社      2024/9
中・高学年~
タイワンリスとニホンリスの問題がテーマ。キャラクター描写と雰囲気に合った絵がよく、未来への具体案が好感、爽やかで安心感のある一冊。

くりが選ぶ 今週の一冊! 11/23号

『あこがれの図書館』
 パトリシア・ポラッコ 作  福本友美子 訳   さ・え・ら書房   2024/9 です!

くり
くり

作者自身の幼少期をもとにした自伝的絵本。読書体験を通じて成長していく主人公の姿が描かれ、司書や仲間との出会いが導いた特別な本との出会いが感動を呼びます。巻末には実際の図書カードや作者のあとがきが収録され、迫力ある個性的な絵が長文を力強く支えています。同様に励まされる作者の他作品と合わせて、小学生の成長期にぜひ読んでほしい一冊です。

くろ
くろ

ノンフィクション担当くろの11/23号もぜひ見てね!

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