【2026年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(1/31号) 1/18~1/24に読んだ本

フィクション担当のくりです
1/18~1/24の読了28冊から、フィクションのよかったもの9冊ご紹介します!
『ドーナツのなかになつがある : かくれていることばをみつけよう』
あわい え 汐文社 2025/12
3歳~
言葉の中に隠れた別の言葉を探す、シンプルな構成。日本語の楽しさに自然と触れられ、はっきりとした絵はお話会にも向く。同シリーズも併せてチェックしたい。
『どらごんごんどら』
たちばなはるか 作 偕成社 2025/12
4歳~低学年
七福神を乗せた宝船が進む、美しくめでたい物語。個性的な絵は画集のような充実感。リズムの良い言葉と共に、誕生のお祝いへと繋がる結末が秀逸な、喜びに満ちた一冊。
『わたしとわたし』
五味太郎 さく 福音館書店 2025/12
4歳~低学年
自分の素直な二つの気持ちを交互に描く。揺れ動く心に共感でき、肯定的なメッセージで結ばれるラストも好感。温かな絵も親しみやすい。
『ちきゅうちょうさだん』
大串ゆうじ 作 偕成社 2025/12
4歳~低学年
宇宙から来た調査団が地球の物を収集!集められた物の共通点を考える、子供の知的好奇心を刺激する絵本。カラフルで楽しい絵を家族で楽しみたい。
『よにもめずらしいどうぶつたち』
ノーマ・ファーバー さく アーノルド・ローベル え こみやゆう やく 好学社 2025/12
4歳~低学年
珍しい動物たちがアルファベット順に行進する。ローベルの魅力あふれる線画が美しく、画集のようにおしゃれな一冊。知的好奇心を満たしてくれる芸術性の高い絵本。
『さいこうのおもいで』
ドリス・スーザン・スミス 作 木坂涼 訳 好学社 2025/12
4歳~低学年
うさぎがいとこのかわうそを訪ね、最高の夏休みを過ごす。旅の道中、海遊び、気球の旅までワクワクが止まらない。精巧な動物の描写と美しい絵が素晴らしく、何度も眺めたくなる至福の一冊。
『とうだいの光』
山下ますみ 作 ささきみお 絵 新日本出版社 2025/12
5歳~低学年
空襲で破壊された灯台が、自らの目線で語る物語。実話を基に、壊れたはずの灯台にまつわる不思議な出来事を描く。柔らかな絵と言葉が心に沁み、命の尊さと平和を問いかける作品。
『かんじ : こびとがつくるもじとことば』
すずきてつお さく・え アリス館 2025/12
低学年~
小人たちが材料を組み合わせて漢字を作る様子を緻密で美しい絵で描く。デザイン性の高い構図が印象的で、奥深い漢字の成り立ちに触れられるおしゃれな一冊。巻末の解説は重要。
『わたしはシュシュ やりたいことしか、やっちゃだめ』
黒川裕子 作 北澤平祐 絵 金の星社 2025/12
高学年~
変わり者が集う6年1組の1年間を、装いと共に描く物語。子供特有の葛藤をファッションを通して肯定する、不思議とリアルで痛快な成長譚。
くりが選ぶ 今週の一冊! 1/31号
『わたしはシュシュ やりたいことしか、やっちゃだめ』
黒川裕子 作 北澤平祐 絵 金の星社 2025/12です!

自由人シュシュを中心に、個性豊かな面々が集う6年1組の1年間を描いた物語。一見奇抜な世界観ながら、多様な背景や自己表現に悩む子供たちの等身大の姿を、ファッションを軸に鮮やかに切り取っています。大人と子供の境界線で揺れる心を描き切った、最高に痛快な一冊です。

くろのノンフィクション1/31号もよろしくお願いします!
