おすすめ絵本・児童書 11/30 号 11/17~/23 ノンフィクション
ノンフィクション担当のくろです
11/17~/23の読了28冊から、ノンフィクションのよかったもの9冊ご紹介します!
『 ごくごくぎゅうにゅうげんきなからだ』
ささきみお 絵 五関正江 監修 少年写真新聞社 2024/10
5歳~
給食はなぜ牛乳がでるの?から牛乳の大切さやカルシウムの重要性の話が展開。優しい色合いのイラストが、理解を深める。素直でわかりやすい食育本。低学年もぜひ。
『みることばさわれることば手話えほん 2ともだち』
スギヤマカナヨ 作 吉岡昌子 手話監修 あすなろ書房 2024/10
5歳~低学年まで
手話をストーリーで紹介し、下に解説を加えた第二弾。紙飛行機をきっかけに友達になる温かい物語。シンプルな絵もよい。版が小さいのが少し残念。
『きみにむいてる時間のつかい方』
吉武麻子 監修 WOODY イラスト ポプラ社 2024/10
中学年~
タイプ別シリーズ第二弾。プロ監修、親子で参考になる。毎日のタスクをグループ分け、円グラフで予定を整理する方法など、タイプ別に細かいアドバイス。子どものうちに覚えれば最強の実践書!
『ショパン : ピアノは歌うぼくの心を』
新井鷗子 著 音楽之友社 2024/10
中学年~
右から開くと伝記、左から雑学の形式で写真や曲の解説もあり。中学年に適切な分量で、内容は丁寧で読みやすい。ポーランドの歴史的背景や地図付きの年表もわかりやすく、イラストは懐かしい雰囲気。
『エナガのくらし : いつも仲間といっしょ』
東郷なりさ 作 江口欣照 写真 文一総合出版 2024/10
中学年~
エナガの群れでの暮らしや共同繁殖の様子を紹介。最後には子供向けのわかりやすい解説もあり。穏やかな文章は中学年に読んでほしい優れた説明文のお手本です。
『がんばれ!田んぼマシーン』
星野秀樹 写真 池田菜津美 文 新日本出版社 2024/9
中学年~
田んぼで使う乗り物が田植えの順番とともに登場。細かな説明と多角的な写真で、田植えから収穫までの流れが理解でき、都会の子供には貴重な学びとなる画期的な一冊。
『伝えよう!和の文化お茶のひみつ1 お茶の工場に行こう』
伊藤園 監修 国土社 2024/10
中学年~
伝統的なお茶の作り方から、流通や飲料工場での手順などを詳述。商品開発やマーケティング、茶殻のリサイクルなども触れられ、社会見学としても興味深い内容。
『見えない壁だって、越えられる。 : クライマー小林幸一郎の挑戦』
高橋うらら 文 金の星社 2024/9
中・高学年~
最初にカラー年表で人物の全貌を紹介。そのあとに文章が展開する。障害を乗り越えたバイタリティ溢れる生き様に感動。自分の人生を生きる力を与えてくれる本。
『日本の未来が危ない!?人口減少社会2』
岩澤美帆 監修 汐文社 2024/10
中・高学年~
シリーズ二作目。未来のための選択コラム「そのサービス必要ですか」が印象的。前作と合わせてぜひ。
くろが選ぶ 今週の一冊! 11/30号
『がんばれ!田んぼマシーン』
星野秀樹 写真 池田菜津美 文 新日本出版社 2024/9 です!
田んぼで活躍する乗り物が田植えの順番に沿って登場し、細かい説明と多角的な写真でその役割を丁寧に紹介します。田植えから収穫までの流れも自然と理解でき、一冊で二つの学びが得られる構成が魅力的。都会ではなかなか目にする機会のない農作業の現場を体感できます。農業への興味を引き出す一冊としてもおすすめです。
次のご紹介は12/7号です、よろしくお願いします!