おすすめ絵本・児童書 12/21 号 12/8~/14 ノンフィクション
ノンフィクション担当のくろです
12/8~/14の読了26冊から、ノンフィクションのよかったもの5冊ご紹介します!
『しごとってなんだろう』
細川貂々 作・絵 講談社 2024/11
低学年~
仕事とは何かを丁寧に問い、自分と他人の間に生まれる心のあり方を考える一冊。大人にも響く深い内容で、何度でも手に取りたくなる本。シリーズ。
『自分らしく、あなたらしく : きょうだい児からのメッセージ』
高橋うらら 著 さ・え・ら書房 2024/9
中高学年~
難病をもつ兄弟姉妹の苦悩や支援を丁寧に描写。後半の体験談は具体的で心に響き、家族や支援のあり方を深く考えさせられる内容。
『それって決めつけじゃない!?アンコンシャス・バイアス3』
北村英哉 監修 松島恵利子 文 のはらあこ マンガ・イラスト 汐文社 2024/10
中高学年~
シリーズ3巻目。前2巻以上にはっとさせられるテーマが多かった。目の見えない人のアート鑑賞やお年寄りのスマホ事情など。漫画と解説で展開。
『だれもが「本を読める」社会へ読書バリアフリー2』
白坂洋一 監修 汐文社 2024/10
中高学年~
全3巻の第2巻。本を読みやすくする工夫や障害の見え方の具体例が印象的。発達障害が大人になって判明した方の体験談もあり、理解が深まる。
『実験でわかる!おいしい料理大研究 : 卵をゆでると固まるのはなぜ?うま味って何?』
石川伸一 著 誠文堂新光社 2024/11
高学年~
食品の不思議を丁寧に解説。「おいしいってどういうこと」の章が印象的。QRコード付きの実験は作ったあともおいしく楽しめる!専門的な説明を含むため高学年向け。
くろが選ぶ 今週の一冊! 12/21号
『しごとってなんだろう』
細川貂々 作・絵 講談社 2024/11 です!
『こころってなんだろう』シリーズ第3作。仕事とは何か、仕事と心の共通点を丁寧に紐解き、自分の得意や好きなことを仕事にするヒントを与えてくれます。心に響くメッセージとシンプルで奥深い内容に、一度で理解できなくても繰り返し手に取りたくなる一冊。大人も読みたい普遍的なテーマで、未来を考えるきっかけをくれる作品です。
次のご紹介は12/28号です、よろしくお願いします!