【2026年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(10/10号) 9/27~10/3に読んだ本

フィクション担当のくりです
9/27~10/3の読了18冊から、フィクションのよかったもの9冊ご紹介します!
『どんぐりずぎゅっ』
秦直也 作 講談社 2026/8
2歳~
どんぐりたちとリスの賑やかな出会いを、軽快なオノマトペとともに描く絵本。細やかに描き込まれたモノクロの画風が美しく、躍動感あふれる展開で子どもを魅了する。シリーズ。
『はっぱどろぼう』
アリス・ヘミング 作 ニコラ・スレイター 絵 木坂涼 訳 小学館 2026/9
4歳~
お気に入りの葉っぱの消失を泥棒の仕業と思い込むリスの騒動劇。親しみやすい絵とコミカルな掛け合いを通じ、秋から冬への自然の移り変わりを楽しく学べる。
『てんてんぐもがやってくる!』
あさのますみ 作 中川貴雄 絵 フレーベル館 2026/8
4歳~
言葉に濁点がつくと世界が激変!不思議な雲の騒動を描くオノマトペ絵本。ユーモラスな発想と愛らしい絵柄で、言葉の変化や音の響きの面白さを体感できる。
『ねこのうた』
きむらゆういち 作 しろしなもね 絵 ポプラ社 2026/8
5歳~低学年
歌が好きな猫とネズミの思わぬ交流をユーモラスに描く。味わい深いイラストと情けない心の葛藤の描写を通じ、弱みや秘密を肯定しあう喜びを届ける。
『しろいくうき』
高橋潤子 さく 北谷しげひさ え 偕成社 2026/8
5歳~低学年
朝の森を包み込む「白い空気」と生命の息吹きを描いた作品。幻想的で美しい画風と移ろいゆく色彩の変化を通じ、澄んだ空気感や自然の気配を繊細に体感できる。
『ありがとうをはんぶんこ』
工藤純子 作 まつながもえ 絵 岩崎書店 2026/8
低学年~
互いを支え合う小学1年生の交流を通し、助けを求める難しさと大切さを描いた物語。表情豊かなイラストとともに、一歩を踏み出す勇気を与える。
『ぼくの地球絵日記 : せかいはひろくてたのしいよ』
鈴木まもる 作 アリス館 2026/8
低学年~中学年
山での暮らしから世界や地球へと視野を広げ、多様な生き物の繋がりを描く絵本。美しい密密な描き込みと語りかけを通じ、自分自身の存在や世界との結びつきを深く考えさせる一冊。
『友だち禁止の放課後クラブ』
麦野圭 作 かわじろう 絵 金の星社 2026/7
中・高学年~
父を亡くした少年があやしげな放課後クラブで体験する不思議な出来事。奇想天外な設定と温かな画風のなかで、切ない真実と人の温もりが心に残る。
『未来へのたからもの : 陸前高田の文化財レスキュー物語』
竹内早希子 著 ポプラ社 2026/8
高学年~
被災した博物館と資料の再生に挑む人々を描く。大きな喪失と向き合い資料を蘇らせる歩みを通じ、文化を未来へ繋ぐ意味と人間の力強さを真摯に伝える。
くりが選ぶ 今週の一冊! 10/10号
『未来へのたからもの : 陸前高田の文化財レスキュー物語』
竹内早希子 著 ポプラ社 2026/8です!

震災で全壊した博物館の再建と被災資料の救出に挑む人々を描いた物語。絶望的な状況下でひとつひとつの資料を修復し、地域の歴史や人々の記憶を未来へ繋ぐ歩みを丁寧に紡ぎます。厳しい現実を描き出しながら、文化を継承する意義と復興への確かな希望を伝える作品です。

くろのノンフィクション10/10号もよろしくお願いします!


