【2025年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(5/31号)5/18~5/24に読んだ本

フィクション担当のくりです
5/18~5/24の読了19冊から、フィクションのよかったもの9冊ご紹介します!
『はぶらしロケット』
木下ゆーき 作 uwabami 絵 岩本勉 監修 Gakken 2025/4
2歳~
歯みがきタイムが楽しくなる!ユーモアたっぷりの展開で、笑いながら読める、親子におすすめ。
『ねむたいよう』
ひびのあつし 作 岡田千晶 絵 アリス館 2025/4
2歳~
おててやあんよに語りかけながら、親子で心地よく眠りへ。絵も優しく美しい、おやすみ絵本の佳作。
『もりのあさ』
出久根育 作 偕成社 2025/4
3歳~
幻想的な絵と繊細な言葉が紡ぐ、朝の森と夜の空想。森の空気まで感じられる、情緒あふれる一冊。
『どろぼうねことピヨピヨ』
こまつのぶひさ ぶん かのうかりん え 文芸社 2025/4
4歳~
卵を運ぶつもりが、まさかの子育てに!? 皆と協力しながら奮闘する、ねこの親分の愛嬌たっぷりな物語。シリーズ。
『たぶんゾウ』
たなかひかる 著 大泉書店 2025/4
4歳~
「たぶんゾウ」としか言えない不思議な存在。ユーモアと繊細な絵がひろげる、見立てと想像の世界。
『ひっくりかえるだいさくせん』
竹与井かこ 作・絵 教育画劇 2025/4
4歳~
ユーモラスで愛らしいカエルたちの奮闘が、雨の喜びを描く。読むと雨の日がちょっと好きになる絵本。
『こころのあな』
リンジー・ボニヤ 文 ブリジダ・マーグロ 絵 東菜奈 訳 岩崎書店 2025/4
5歳~
喪失の心を「穴」で描いた、再生への道しるべ。優しい絵と構成で、深い悲しみに静かに寄り添う。
『いつのまにか友だち』
おおぎやなぎちか 作 モカ子 絵 金の星社 2025/4
低学年~
転校生のりこが友だちを見つけるまでを描いた、やさしく心あたたまる物語。低学年にぴったり。
『ちょっとだけともだち』
なかがわちひろ 作 のら書店 2025/4
中学年~
内気な一平くんの、新しい一歩を描くシリーズ第3弾。違ってもつながれる友情と、心に残る穏やかなラストが魅力。
今週の一冊! 5/31号
『こころのあな』
リンジー・ボニヤ 文 ブリジダ・マーグロ 絵 東菜奈 訳 岩崎書店 2025/4です!

弟を亡くした喪失感を「穴」で表現し、感情の揺れや癒しの過程を丁寧に描いた一冊。寄り添ってくれる友だちや家族の姿に、心が少しずつほぐれていく。親しみやすく愛らしい、優しい雰囲気のイラストと完璧な構成で、読む人にそっと再生の力を届けてくれるグリーフケアの絵本です。

くろのノンフィクション5/31号もよろしくお願いします!