【2025年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(6/14号)6/1~6/7に読んだ本

フィクション担当のくりです
6/1~6/7の読了33冊から、フィクションのよかったもの9冊ご紹介します!
『つんこんぱっ』
こぺんなな さく 福音館書店 2025/5
0歳~
音と形がはじける、色彩ゆたかな抽象絵本。リズムに身をまかせて楽しむ、新感覚の一冊。
『ごはん』
こがようこ ぶん・え 大日本図書 2025/4
1歳~
語りかけ絵本シリーズ。手が伸びるリアルなごはん。語りかけが自然に生まれる、赤ちゃんとの幸せな食卓時間。
『いたいのいたいのとんでいけ~!』
山口てつじ さく・え 国土社 2025/5
2歳~
「いたいのいたいの」が次々ユニークな姿に!温かな布絵が心地よい一冊。
『きこえなくたって : みみのきこえないプロやきゅうせんしゅのおはなし』
おがわひろき ぶん いしいつとむ え イマジネイション・プラス 2025/4
5歳~低学年も
夢を追う姿が胸を打つ。飾らない言葉と温かな絵が、静かに強く心に残る実話絵本。
『だいじょうぶかなさんかんび』
くすのきしげのり 作 うめだちづる 絵 ひかりのくに 2025/5
5歳~低学年も
シリーズ3。参観日が待ち遠しくなる!愛らしい絵とやさしさに満ちた物語。
『ママのセーター』
ジェイド・パーキン 文・絵 おおくぼかおり 訳 西村書店東京出版編集部 2025/5
5歳~低学年も
悲しみとともに生きることを、子どもの視点で静かに描く。心に寄り添う一冊。
『まだまだここから』
宇佐美牧子 作 酒井以 絵 ポプラ社 2025/5
中・高学年~
弟の活躍に揺れながらも、自分だけの「がんばる意味」に出会う物語。爽やかな余韻が残る。
『小石 : ゲートにとざされた町のユダヤ人』
マリウス・マルツィンケヴィチウス 作 インガ・ダギレ 絵 木村文 訳 汐文社 2025/4
中・高学年~
詩的な語りと緻密なデザインが記憶に残る、ユダヤ人少年の静かな追想。深く重いが、美しい一冊。
『Q世代塾の問題児たち』
石川宏千花 作 みずす 絵 理論社 2025/4
高学年~
“知りたい”気持ちが世界をひらく。多世代で語り合う塾で、少女が偏見と向き合い、思考を深めていく物語。
くりが選ぶ 今週の一冊! 6/14号
『ごはん』
こがようこ ぶん・え 大日本図書 2025/4です!

紙を切ったような柔らかな絵柄で、ごはんの美味しさが驚くほどリアルに伝わる一冊。語りかけを誘う展開と、食べる楽しさが詰まった構成で、赤ちゃんの心と手を引きつけます。シリーズ中でも特に完成度が高く、親子の「もぐもぐ」時間にぴったりの絵本です。

くろのノンフィクション6/14号もよろしくお願いします!