【2025年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(7/26号)7/13~7/19に読んだ本

フィクション担当のくりです
7/13~7/19の読了39冊から、フィクションのよかったもの17冊ご紹介します!
『まんいんでーす!』
平田景 作・絵 ひさかたチャイルド 2025/6
2歳~
「満員でーす!」のくり返しが楽しい、ぎゅうぎゅう詰めの実たち。食材に親しみがわくユニークな一冊。
『かきごおりのゆきだるま』
山岡ひかる 作 アリス館 2025/6
3歳~
ゆきだるまがかき氷屋さんへ。おひさまに溶けそうになりながらもがんばる姿にほっこり。
『ふなでだ、ホイ!』
ソフィー・ブラッコール さく 山口文生 やく 評論社 2025/6
4歳~
じゅうたんの海を進む冒険ごっこ!家族も巻き込んだ想像の航海が楽しい。ピーナッツくん最高!
『はじめてのうみ』
山下明生 文 くすはら順子 絵 ひさかたチャイルド 2025/6
4歳~
はじめての海の喜びが丁寧に描かれる。素朴な絵とともに、心に残る夏の一日を味わえる絵本。
『おたすけこびととやんちゃなこいぬ : Who found the naughty puppy?』
なかがわちひろ 文 コヨセジュンジ 絵 徳間書店 2025/6
4歳~
子犬の捜索に大活躍!こびとたちの工夫と車の連携が楽しいシリーズ第8弾。
『とんぼエンピツ』
あおたま さく 塚本/やすし え ニコモ 2025/5
4歳~低学年も
書き味抜群のとんぼのエンピツ。夕日とともに飛び去る設定も楽しい、親しみやすい一冊。
『ぼくのすみっこ』
ジョオ 作 かみやにじ 訳 ほるぷ出版 2025/5
4歳~低学年も
部屋のすみっこを大切にするカラスの物語。繊細で優しい色合いの絵が魅力的で、すみっこへの愛情が伝わる。
『なつだね』
合田 里美 作・絵 岩崎書店 2025/6
5歳~
夏の始まりの風景を描く絵本。みずみずしい喜びがあふれる。
『きいろいバス』
ローレン・ロング 作 林木林 訳 あすなろ書房 2025/6
5歳~
バスがさまざまな場所で幸せを見つける。黄色が際立つ、遠目のきく絵が読み聞かせにも向く。
『川がパンクしちゃった! : もりのがっこうとどうぶつたち』
黒川なお ぶん 吉田葉子 え はる書房 2025/6
5歳~
動物たちの学校が水害に。水害の仕組みや避難の大切さを子どもに伝える安心感ある一冊。
『100このタネがとんでった』
イザベル・ミニョス・マルティンス 文 河野ヤラ政枝 絵 木下眞穂 訳 岩波書店
2025/6
5歳~
飛ばされたタネ。奇跡的に育つ過程をユーモラスに描く絵本。
『ひろしま絵日記』
中澤晶子 作 ささめやゆき 絵 小峰書店 2025/6
低学年~
日記を通じて知る、戦争の記憶。二年生の目線で綴られる、やさしく深い平和の物語。
『大ピンチずかん3』
鈴木のりたけ 作 小学館 2025/4
低学年~小学生
シリーズ3。日常の「大ピンチ」をユーモラスに紹介。子どもも親も共感できる楽しい一冊。
『すずめばち』
舘野鴻 作 福音館書店 2025/6
低学年~小学生
一匹の女王蜂から始まる、生命の輝きと厳しさを油絵風の迫力ある絵で描く。
『それからぼくはひとりで歩く』
アリシア・モリーナ 作 星野由美 訳 犬吠徒歩 絵 ほるぷ出版 2025/6
中学年~
視覚障害の少年の冒険と成長の一日。困難を乗り越え、兄との絆が深まる感動作。
『ラクダで塩をはこぶ道 : サハラ砂漠750キロの旅』
エリザベス・ズーノン 作 千葉茂樹 訳 あすなろ書房 2025/6
中学年~
塩を運ぶ砂漠の旅に初挑戦する少年とラクダ。過酷な道のりと成長を描く感動の物語。
『さくら図書館のひみつ』
西村友里 作 ゆーちみえこ 絵 国土社 2025/6
中・高学年~
本の謎が導く祖父の記憶。亡くなった少年の思い出が、今を生きる子へ届く物語。
くりが選ぶ 今週の一冊! 7/26号
『ひろしま絵日記』
中澤晶子 作 ささめやゆき 絵 小峰書店 2025/6です!

小学2年生のみなみが、ひいおばあちゃんの妹の戦時中の日記を読むことで、失われた命や当時の暮らしを知っていく物語。素直な目線で語られる日々の気づきが、読者の心にも静かに届く。低学年にも伝わる、深い戦争の記憶の伝え方が光る物語です。

くろのノンフィクション7/26号もよろしくお願いします!