【2025年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(3/15号)3/2~3/8に読んだ本

フィクション担当のくりです
3/2~3/8の読了27冊から、フィクションのよかったもの8冊ご紹介します!
『いっこにこねこ』
しまだはるお 作・絵 ひかりのくに 2025/2
2歳~
クッキーやケーキ、アイスなどおいしいものとネコを組み合たユーモラスな絵本。クレヨン風のはっきりしたイラストが味わい深い。
『あのひのきもち』
かさいまり 作 岡田千晶 絵 金の星社 2025/1
3歳~
リスとネズミが気持ちを確認し合う姿が愛おしい。写実的な美しい絵も魅力。
『ポッケのワンピース』
つちだのぶこ 作・絵 Gakken 2025/2
3歳~
新装版。ワンピースのポケットに動物たちが次々と入りたがる楽しい展開。温かくユーモラスな絵本で、お話会にもおすすめ。
『子ねずみウォルターはのんびりや』
マージョリー・フラック 作・絵 おびかゆうこ 訳 徳間書店 2025/1
低学年~
家族に置いていかれたウォルターが森で個性的な仲間と出会い、新たな生活を始める。皮肉たっぷりの展開ながら、不思議なユーモアが光る一冊。
『じんせいはしがみついてなんぼです』
木坂涼 詩 長谷川義史 絵 フレーベル館 2025/2
低学年~
生き物の気持ちを詩で表現、自由さが心地よい一冊。特徴をとらえた詩と温かみのあるイラストが魅力。総カラーでないのが惜しい。
『まほろ公園で、ふりむけば』
藤重ヒカル 作 小日向まるこ 絵 偕成社 2025/1
中・高学年~
震災や津波を思わせる表現が印象的な、不思議な5つの物語。過去と現在が交錯、怖さもあるが、大人の支えが安心感を与える。記憶が思い出を紡ぐことを描いた一冊。
『ツリーホーン、どんどん小さくなる』
フローレンス・パリー・ハイド 著 エドワード・ゴーリー 絵 三辺律子 訳 東京創元社
2025/1
中・高学年~
周囲の無関心さが際立つ、不思議でナンセンスな物語。クールな主人公の視点と独特のユーモアが魅力。見たいものしか見ない大人たちへの皮肉が効いている。
『お能探偵ノーと謎の博物館』
石川宏千花 作 かない 絵 講談社 2025/1
中・高学年~
おはなし日本文化シリーズ5。推理ストーリーと能の紹介がうまく融合し好感。世阿弥含め巻末の解説も興味深い。
くりが選ぶ 今週の一冊! 3/15号
『いっこにこねこ』
しまだはるお 作・絵 ひかりのくに 2025/2です!

クッキー、ケーキ、アイス…おいしいものを数えていくユーモラスな展開が楽しい絵本。クレヨン風のはっきりしたイラストが印象的で、独特の味わいがあり、数を学ぶ楽しさも感じられます。絵本としての魅力が詰まった一冊で、はじめてのかず絵本としてギフトにもぴったりです!

くろのノンフィクション3/15号もよろしくお願いします!