【2025年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(8/2号) 7/20~7/26に読んだ本

フィクション担当のくりです
7/20~7/26の読了33冊から、フィクションのよかったもの12冊ご紹介します!
『ふわふわきらり』
さみぞみちこ 作 多田多恵子 植物画監修 講談社 2025/6
2歳~
ふんわり優しい春色の絵本。詩のような言葉と花の美しさが、春の風景を届けてくれる。
『しゅっぱつ!やさいごう』
おだこうへい 作 ほるぷ出版 2025/6
3歳~
夏野菜たちが大変身!ユニークなアイデアと楽しい音がはじける、ワクワクいっぱいの絵本。
『ヤンティとバナナ』
片平直樹 文 はたこうしろう 絵 ひかりのくに 2025/7
3歳~
やんちゃな子象が巻き起こす、心あたたまる冒険。愛らしい絵と素直な展開が魅力の一冊。
『とっきゅうれっしゃがやってくる!』
鎌田歩 作 偕成社 2025/6
3歳~
にぎやかな駅と特急列車を写実的に描く。擬音が楽しく、親子で楽しめる。
『おこりんぼまじょコルヌとノン!ノン!ピエール』
ピエール・ベルトラン 文 マガリ・ボニオール 絵 杏 訳 KADOKAWA 2025/6
4歳~
ユーモアたっぷりの展開と大胆な絵が魅力。お話会でも盛り上がりそうな一冊。
『うみのかくれんぼ : どこかなどこかな、いきもの100ぴき』
フィリップ・ジャルベール 作 ふしみみさを 訳 小学館 2025/6
4歳~
芸術的な白黒線画に引き込まれる探し絵絵本。静かな海に潜む驚きと発見が楽しい。
『ねこきちのてぬぐい』
かとうまふみ 作 講談社 2025/6
4歳~低学年も
てぬぐいがたどる命の循環。江戸の知恵と暮らしが温かく伝わる、情緒あふれる絵本。
『ワニがしごとにでかけます』
ジョヴァンナ・ゾーボリ 作 マリアキアラ・ディ・ジョルジョ 絵 BL出版 2025/7
5歳~低学年も
しゃれたワニの通勤風景。皮肉とおしゃれさが光る文字なし絵本。
『いろいろいろんなきもちのほん』
メアリ・ホフマン ぶん ロス・アスクィス え すぎもとえみ やく 少年写真新聞社 2025/6
5歳~低学年も
気持ちに寄りそい、共感と発見をくれる絵本。カラフルなイラストが心を明るくしてくれる。
『どろぼうジャンボリ』
阿部結 作 ほるぷ出版 2025/4
5歳~低学年も
手紙を盗む風変わりなどろぼうが起こす、静かな奇跡。絵と構成が心をほどく一冊。
『じいちゃんの赤いスニーカー』
本田有明 作 しらこ 絵 佼成出版社 2025/6
中・高学年~
引っこみ思案な少年と盲目のじいちゃんの絆。成長と癒やしを描く、優しい物語。
『ぼくたちの歌』
辻貴司 作 みずす 絵 佼成出版社 2025/5
高学年~
夢を抱く少年たちの青春バンド物語。挫折や成長を爽やかに描く安心感あふれる一冊。
くりが選ぶ 今週の一冊! 8/2号
『とっきゅうれっしゃがやってくる!』
鎌田歩 作 偕成社 2025/6です!

多様な人々が行き交う駅と特急列車の走行を左右ページでリアルに描写。大きなカタカナ擬音も印象的。見返しの全国特急紹介も嬉しい。誠実で明るいイラストが魅力的な、読むとちょっとおでかけしたくなる作品です。

くろのノンフィクション8/2号もよろしくお願いします!