【2025年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(8/30号) 8/17~8/23に読んだ本

フィクション担当のくりです
8/17~8/23の読了15冊から、フィクションのよかったもの8冊ご紹介します!
『まきさんのソフトクリーム』
くどうれいん 作 柴田ケイコ 絵 岩崎書店 2025/7
3歳~
ポップで可愛らしい絵に魅了されるソフトクリーム絵本。ぐるんと広がる発想が楽しく、眺めて味わいたくなる一冊。
『プールであそぼう』
おおぎやなぎちか 作 みなみあきこ 絵 国土社 2025/7
3歳~
シリーズ。かわいい動物たちと5・7・5のリズムにのせて園の夏を楽しむ俳句絵本。
『ゆかいようかいノート』
北澤平祐 作 小学館 2025/7
4歳~
159体のユニークな妖怪が登場!細部まで描き込まれた絵をじっくり眺め、祭り気分を味わえる。
『ぼくのいえ』
鈴木のりたけ 作・絵 PHP研究所 2025/7
4歳~低学年も
カラフルで愉快な家々と探し絵の楽しさ。「こんな家があったら!」の夢がつまる一冊。
『わたしの町ナガサキ : 原爆を生きのびた柿の木と子どもたち』
キアラ・バッゾーリ 作 アントン・ジョナータ・フェッラーリ 絵 森敦子 さとうのりか 訳
工学図書 2025/8
中・高学年~
穏やかな日常と原爆の悲劇を、柿の木を通して静かに描く本。柔らかな絵と余韻が心に残る。
『オーサム!国語塾』
清水晴木 作 いつか 絵 岩崎書店 2025/7
高学年~
国語の学びが子どもたちの成長と結びつく。物語を楽しみつつ、言葉の力を実感できる。
『てまりのナゾほどき帳 : 出島と秘密の紅い石』
荒川衣歩 著 講談社 2025/7
高学年~
江戸時代の長崎を舞台に、友情・恋・冒険が爽やかに描かれる物語。美しい布や甘味の描写、響く長崎弁に魅了される。
『夜の子どもたち』
芝田勝茂 作 小林敏也 さしゑ 垣内出版 2025/7
6年生・中学生~
不登校の子どもたちと若きカウンセラーが、闇に包まれた町で謎に挑む長編。迫る未来像と不気味な挿絵が胸をざわつかせる。1985年刊の再販。
くりが選ぶ 今週の一冊! 8/30号
『オーサム!国語塾』
清水晴木 作 いつか 絵 岩崎書店 2025/7 です!

国語の授業がこんなにわくわくするなんて! 子どもたちの悩みや成長が、言葉を学ぶ過程と重なり、読むほどに心が明るくなる物語です。国語の大切さを押しつけがましくなく伝え、保護者の視点から見ても魅力的な一冊。受験勉強の合間にも軽く楽しめる、爽やかな読後感の作品です。

くろのノンフィクション8/30号もよろしくお願いします!