【2025年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(10/18号) 10/5~10/11に読んだ本

フィクション担当のくりです
10/5~10/11の読了26冊から、フィクションのよかったもの12冊ご紹介します!
『ぴったりこ』
木坂涼 文 及川賢治 絵 福音館書店 2025/9
0歳~
親子が体を寄せ合う姿を、シンプルで懐かしさのある絵と明快な色彩で描く。ぬくもりあふれる赤ちゃん向け絵本。
『どうぶつだあれかな』
柿本幸造 絵 はせがわさとみ 文 Gakken 2025/9
1歳~
新版。らいおんのぼうやと動物たちとのあてっこ遊び。繰り返しが楽しく、あたたかい絵が心に残る。
『みんなおやすみ』
柿本幸造 絵 はせがわさとみ 文 Gakken 2025/9
1歳~
新版。お月さまが世界を見守りながら「おやすみ」を伝える静かな夜の物語。やさしい色合いと穏やかな語りにあふれる安心感。
『どうぶつすやすや』
たしろちさと 文・絵 大日本図書 2025/9
2歳~
動物たちのいろんな寝方をユーモラスに描いたおやすみ絵本。指差しながら楽しめる。
『どんぐりず』
秦直也 作 講談社 2025/8
2歳~
どんぐりたちが転んで泳いで大ジャンプ!ユーモラスな擬音と勢いある絵で楽しさが伝わる、お話会にもぴったりの一冊。
『なかなかいえないウウントネ』
いげたゆかり 作・絵 世界文化ワンダーグループ 2025/9
3歳~
言いたいことが言えないなおくんが、音楽会で勇気を出すまでを描く。心にそっと寄り添う温かな絵本。
『おでかけだ!あかちゃんレスキュー』
中垣ゆたか 作 ほるぷ出版 2025/9
4歳~
シリーズ2。ベビーカーから靴を落としたあかちゃんのためレスキュー隊が出動! ユニークな発想と個性的な絵で展開する、スリルのあるお助け絵本。
『ばるのおむかえ』
松丘コウ 作 ひさかたチャイルド 2025/9
4歳~
お父さんを待つ子猫のばる。待つ時間の中で揺れる気持ちと成長を、やわらかな絵で丁寧に描く。
『ならんでみせます!』
はしもとえつよ 作 BL出版 2025/10
5歳~低学年も
横断歩道の白線が、自分の役割を見つめ直すユーモラスな物語。楽しい絵で、交通安全を考えさせてくれる作品。
『みんないっちゃった』
エーヴァ・リンドストロム 作 菱木晃子 訳 小学館 2025/9
5歳~低学年も
友だちの輪に入れない少年フランクの心を、少ない言葉と独特の絵で描く物語。行間に広がる想像が魅力。
『ともだちってどんなもの?』
ほそかわてんてん さく 福音館書店 2025/9
低学年~
シリーズ3。友だちってどう作る?等、考える子どもたちの姿を描いた短編集。学校生活や校外学習の場面で、思いやりや自己表現を自然に学べる。
『モンスター・チャイルド』
イジェムン 作 山岸由佳 訳 スカイエマ 絵 評論社 2025/8
高学年~
変異する病と向き合う少年少女の物語。恐れや差別と葛藤しながら、自分らしさと勇気を取り戻す感動作。
くりが選ぶ 今週の一冊! 10/18号
『モンスター・チャイルド』
イジェムン 作 山岸由佳 訳 スカイエマ 絵 評論社 2025/8です!

モンスターのように体が変異する難病を抱えた少年少女が、自分や他者との向き合い方を模索する物語。恐れや差別に直面しながらも、自分らしさを受け入れ勇気を取り戻す姿に心打たれる、現代問題にもつながる深い作品です。

くろのノンフィクション10/18号もよろしくお願いします!

