【2026年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(2/28号) 2/15~2/21に読んだ本

フィクション担当のくりです
2/15~2/21の読了39冊から、フィクションのよかったもの12冊ご紹介します!
『オイチーニ、パスタ!』
フェリーチェ・アレーナ 文 ベアトリーチェ・チェロッキ 絵 平野レミ 訳 徳間書店
2026/1
3歳~
歌うようなリズムで多彩なパスタを紹介する、平野レミ訳の明るい絵本。おしゃれなデザインと軽快な言葉が食欲をそそり、親子で楽しくパスタの名前を覚えられる食育にもぴったりの一冊。
『にげろにげろ』
新井洋行 作 小日向まるこ 絵 教育画劇 2026/2
3歳~
迷子のこうさぎに迫る獣たち。逃走シーンは「三びきのやぎのがらがらどん」を彷彿とさせる迫力で、柔らかながらも芸術的な美しさ。ハラハラする展開、仲間との絆を感じる結末が印象的。
『うちゅうにいきたいな』
バイロン・バートン さく なかがわちひろ やく 好学社 2026/1
3歳~
太い線とはっきりした色使いの、デザイン性の高い絵本。宇宙飛行士の仕事を、低年齢層にも伝わりやすいシンプルな言葉で紹介。宇宙への憧れと想像力を育む、 1993年の改題・改訳作品。
『おばけのアッシー』
きのしたみわ 著 みらいパブリッシング 2026/1
4歳~
足の生えたおばけアッシーが、宿題のために町へ繰り出す。困っている人を助けて感謝されてしまう不器用さが愛らしく、純粋で心温まるアイデアが光る一冊。
『とらのセーター』
田中映理 作・絵 岩崎書店 2026/1
4歳~
おばあちゃんのため、猫のふりをして寄り添うトラの姿が愛らしくも切ない冬の物語。包み込むようなおばあちゃんの優しさに心温まる。静かな読後感と、とぼけた味わいの絵が魅力。
『ゆらゆらなじかん』
クレア・ヘレン・ウェルシュ 文 フィオナ・ランバース 絵 石津ちひろ 訳 BL出版
2026/1
4歳~低学年
引越後の不安を「ゆらゆらな時間」と捉え、心の機微を優しく描いた一冊。落ち着いた色調から光が溢れるラストへの構成が見事、迷いの中にいる背中をそっと押してくれる応援歌のような作品。
『わたしのなかのおこりんぼオニ』
くすのきしげのり さく 北原明日香 え サンマーク出版 2026/1
5歳~低学年
節分の豆を食べたら体から鬼が飛び出した!自分の中の「直したいところ」が鬼として現れ、共生していく姿を優しく描いた幼年童話風の一冊。
『まわるおすしやさん』
藤重ヒカル 作 福音館書店 2026/1
5歳~低学年
「まわるお寿司」を勘違いしたサルたちの奮闘。クールな絵が、ズレた一生懸命さをシュールに引き立てる。悲哀とユーモアが混じり合う、素直ゆえの間違いを楽しめる絵本。
『ブロンテきょうだいのちいさな手づくり絵本』
サラ・オレアリー さく ブライオニー・メイ・スミス え ひびのさほ やく
岩崎書店 2026/1
低学年~
名作を生んだブロンテ三姉妹と弟の、想像力溢れる幼少期を描く美しい絵本。小さな本作りから広がる空想の世界を、重厚な絵と丁寧な解説で綴った、文学への興味を誘う作品。
『すばらしい展覧会をつくろう』
ドロ・グローバス ローズ・ブレイク 著 さとうりさ やく HeHe 2025/7
低学年~小学生
展覧会が出来上がるまでの多様な仕事内容を、シンプルな言葉で分かりやすく伝える。眺めるだけで感性が磨かれるような、美しく知的好奇心を刺激するアートな仕事図鑑。
『小ネズミとフクロウ』
あらいしげと 作 関修一 絵 成隆出版 2026/1
中・高学年~
傷ついたフクロウを小ネズミが助け、種を超えた友情を育む物語。圧巻の美しい絵が、生と死という重いテーマを余韻豊かに描き出す。
『ひとりぼっちのベア』
ハンナ・ゴールド 作 田中奈津子 訳 静山社 2025/12
高学年~
母を亡くした少女が北極圏で孤独なシロクマと心を通わせる物語。父との関係修復や自然保護を背景に、幻想的な交流を愛らしい挿絵で描く。再生への希望を感じる一冊。
くりが選ぶ 今週の一冊! 2/28号
『まわるおすしやさん』
藤重ヒカル 作 福音館書店 2026/1です!

人間たちの間で人気の「まわるお寿司」を、山のお祭りで再現しようと知恵を絞るサルたちの姿を描いた作品。独自の解釈で準備を進めるサルたちの素直さと、どこか哀愁漂う展開が秀逸。クールな絵が物語のシュールさを際立たせ、結末まで目が離せません!

くろのノンフィクション2/28号もよろしくお願いします!
今号紹介した『わたしのなかのおこりんぼオニ』は
【節分・鬼の本】読み聞かせに!由来や昔話を楽しむ絵本と児童書の記事でも紹介してします。ぜひこちらもご覧ください!



