【2026年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(4/11号) 3/29~4/4に読んだ本

フィクション担当のくりです
3/29~4/4の読了40冊から、フィクションのよかったもの10冊ご紹介します!
『ぽん!』
村田エミコ さく 福音館書店 2026/3
0歳~
版画の力強い輪郭と色彩が、飛び出す勢いを「ぽん!」という音とともに伝える。静から動への変化はいないいないばぁを思い出す、愉快で笑顔になる絵本。
『ねむねむふわ~あ』
真珠まりこ 作絵 教育画劇 2026/3
1歳~
動物たちが次々と大あくびを重ね、眠りに誘われる様子を愛らしく描写。表情の変化が、読み手の心を穏やかにする。一日の終わりに親子で寄り添い、読み聞かせたい作品。
『ほんとうは、どうしたいの? リリアとつきのひかり』
由美村嬉々 文 すみもとななみ 絵 久野和禎 監修 講談社 2026/3
3歳~低学年
シリーズ2。責任感の強さから本音を隠すリリアが、月の言葉で勇気を得る物語。柔らかな画風も葛藤する心に寄り添う。周囲の期待と自分の希望の間で揺れる子どもへ、対話の大切さを説く。
『ゴリラのはなくそ』
たなかなおと 文 ほりかわりまこ 絵 あすなろ書房 2026/2
4歳~低学年
何を聞かれても特定の言葉を返すという、ナンセンスな快感に満ちた参加型絵本。ゴリラの圧倒的な迫力が、読者を引き込む。お話会などで一体感を生み出すのに最適な一冊。
『くろのしっぽ』
テス・トーマス 文 カムウェイ・フォン 絵 おかだよしえ 訳 講談社 2026/2
4歳~低学年
自在に動くしっぽで感情を表現する猫の姿を通し、ありのままの自分を肯定する大切さを描く。繊細なモノクロの線画は芸術性が高く、愛らしさと美しさが同居する作品。
『まるごとほうせきケーキ』
チョーヒカル 作・絵 PHP研究所 2026/3
5歳~低学年
シリーズ3。宇宙人が宝石を食材に見立て、豪華なケーキを作る奇想天外な物語。斬新な発想で描かれる宝石の輝きとスイーツの融合が、読者の好奇心を刺激する。精巧かつ遊び心に満ちた絵本。
『ダチョウのくびはなぜながい? : アフリカのむかしばなし』
ヴァーナ・アーダマ 文 マーシャ・ブラウン 絵 まつおかきょうこ 訳 富山房企畫 2026/3
5歳~低学年
1996年の新装版。大胆な筆致で描かれた動物たちの躍動感が、アフリカの風土を感じさせる。不便な短い首に悩むダチョウが、ワニとの奇妙な接触を経て今の姿になるユーモラスな昔話。
『ラパンくんいい旅を!』
アデル・ペドロラ 作 岡田千晶 絵 石津ちひろ 訳 Gakken 2026/3
低学年~
内向的なうさぎの葛藤と、温かな友情を優美な色彩で描く。旅を渋る主人公の心理を丁寧に追いながら、周囲の励ましを通し、一歩踏み出す勇気の尊さを伝える。幼年童話のような充実感。
『世界のまいにちごはんいただきます! アジア編』
阪口克 文・写真 さ・え・ら書房 2026/3
中学年~
アジアの日常の食卓を、現地の熱気溢れる写真と共に紹介。手軽な再現レシピも充実し、異国の文化を五感で楽しめる。知的好奇心を刺激し、世界への憧れを抱かせる活気と希望に満ちた一冊。
『ばんざい!ぼくらのフシギ島 : 悩んだら、いつでも来んね』
辻堂ゆめ 作 主婦の友社 2026/3
高学年~
離島留学で島へやってきた少年が、地域の少年と日常に潜む謎に挑むミステリ。豊かな自然と島民との交流が瑞々しく、物語の快活さと繊細な心理描写が共鳴する、読後感の爽やかな作品。
くりが選ぶ 今週の一冊! 4/11号
『世界のまいにちごはんいただきます! アジア編』
阪口克 文・写真 さ・え・ら書房 2026/3です!

アジア各国の活気溢れる日常と、そこに息づく「まいにちごはん」を瑞々しい写真で綴る一冊です。現地の空気感はそのままに、日本で手に入る食材を使った再現レシピも充実しています。食卓を通じて異国の文化や人々の温もりに触れ、世界への憧憬と好奇心が広がるはず。眺めるだけで旅への高揚感に包まれる、希望に満ちた食育図鑑です。

くろのノンフィクション4/11号もよろしくお願いします!


