- 【2026年1月】激推し新刊!絵本&児童書【1/1~1/31 読了】
- 『ドーナツのなかになつがある : かくれていることばをみつけよう』
- 『にっげろー!』
- 『はらぺこえびすのおしょうがつ』
- 『どらごんごんどら』
- 『ゆきのひのさんぽ』
- 『てんてんきょうだいとまるねえちゃん』
- 『ちきゅうちょうさだん』
- 『よにもめずらしいどうぶつたち』
- 『さいこうのおもいで』
- 『リトル : じぶんのきもちいえるかな』
- 『フニフとワムくんつきよのかえりみち』
- 『はじまりはわざとじゃない!』
- 『図書館のぬいぐるみかします4』
- 『あいことばはアバイケポン』
- 『乱太郎とめぐるふしぎな世界 : おもしろ古典入門の段』
- 『あの日、ともに見上げた空』
- 『わたしはシュシュ やりたいことしか、やっちゃだめ』
- 『奇妙でフシギな話ばかり』
- 『なぞなぞ』
- 『長くつ下のピッピのお料理ブック』
- 『ミニトマトをそだてたら』
- 『うみの かくれんぼ みいつけた! 1』
- 『図解 乗り物の歴史』
- 『給食コラボ1 授業とコラボ』
- 『生きものとくらそう!8 トカゲ・カナヘビ』
- 『こんにちは弱いロボット』
- 『帰れない山里消えゆくわが家』
- 『文字を描こう!』
- 『文字を使おう!』
- 『文字を探そう!』
- 『トイレが楽しくなるうんちのひみつ』
- 『校則と子どもの権利 : みんなのルールメイキング』
- 月間新刊五つ星 2026/1月号総評!
【2026年1月】激推し新刊!絵本&児童書【1/1~1/31 読了】

胡桃幼書堂オーナーりすです!2026年1月に読了した112冊から、くり&くろが紹介した作品を含む特におすすめの五つ星32冊を厳選しました。
小学生向けを中心に、幼児の良書もセレクト。物語だけでなく、理系ジャンルや普段あまり興味を持たなかった分野でも、新たな魅力を発見できる一冊に出会えるはずです。
親子での家庭読書の参考に、また学校司書の方の選書の参考にもぜひ活用していただきたい素晴らしい本です。ぜひお気に入りの一冊を見つけてください!

まずはフィクションからだよ!
『ドーナツのなかになつがある : かくれていることばをみつけよう』
あわい え 汐文社 2025/12
3歳~
言葉の中に隠れた別の言葉を探す、シンプルな構成。日本語の楽しさに自然と触れられ、はっきりとした絵はお話会にも向く。同シリーズも併せてチェックしたい。
『にっげろー!』
kata kata 作 手紙社 主婦の友社(発売) 2026/1
3歳~
型染めによる柔らかな色合いと、にじみの質感が味わい深い。「なにこれ?」と現れる天敵から逃げる繰り返しが楽しい、伝統技法で描かれた個性的で可愛い絵本。
『はらぺこえびすのおしょうがつ』
はらぺこめがね 作 ほるぷ出版 2025/11
3歳~
お正月前夜、鯛を釣りに出たはらぺこのえびす様。風景がおせちに見える描写や意外な展開が愉快。見事な料理と縁起物の数々に心躍る、新春のお話会が盛り上がるおめでたい一冊。
『どらごんごんどら』
たちばなはるか 作 偕成社 2025/12
4歳~低学年
七福神を乗せた宝船が進む、美しくめでたい物語。個性的な絵は画集のような充実感。リズムの良い言葉と共に、誕生のお祝いへと繋がる結末が秀逸な、喜びに満ちた一冊。
『ゆきのひのさんぽ』
とりごえまり 作 アリス館 2025/11
4歳~低学年
雪だるまに飾った木の実が消え、犯人を探すそらくんたち。森の生き物との出会いを通じ、静かな喜びが芽生える。美しい絵が雪の静けさと思いやりを運ぶ、心温まるクリスマスの物語。
『てんてんきょうだいとまるねえちゃん』
山田慶太 文 田口麻由 絵 ポプラ社 2025/12
4歳~低学年
言葉に濁点や半濁点を付けて遊ぶ、言語センスを養う一冊。濁点で笑いを誘い、最後は半濁点で楽しく結ぶ展開が秀逸。日本語の面白さあふれる、お話会にも向く作品。シリーズ2。
『ちきゅうちょうさだん』
大串ゆうじ 作 偕成社 2025/12
4歳~低学年
宇宙から来た調査団が地球の物を収集!集められた物の共通点を考える、子供の知的好奇心を刺激する絵本。カラフルで楽しい絵を家族で楽しみたい。
『よにもめずらしいどうぶつたち』
ノーマ・ファーバー さく アーノルド・ローベル え こみやゆう やく 好学社 2025/12
4歳~低学年
珍しい動物たちがアルファベット順に行進する。ローベルの魅力あふれる線画が美しく、画集のようにおしゃれな一冊。知的好奇心を満たしてくれる芸術性の高い絵本。
『さいこうのおもいで』
ドリス・スーザン・スミス 作 木坂涼 訳 好学社 2025/12
4歳~低学年
うさぎがいとこのかわうそを訪ね、最高の夏休みを過ごす。旅の道中、海遊び、気球の旅までワクワクが止まらない。精巧な動物の描写と美しい絵が素晴らしく、何度も眺めたくなる至福の一冊。
『リトル : じぶんのきもちいえるかな』
スティーナ・ヴィルセン さく・え きただいえりこ やく 子どもの未来社 2025/9
5歳~低学年
理不尽な環境に置かれた子の勇気を描く物語。他者に助けを求める大切さを説く。個性的なイラストが重い主題を和らげ、全ての子供は大切にされるべき存在だという力強い結びが心に響く。
『フニフとワムくんつきよのかえりみち』
はせがわさとみ 作・絵 佼成出版社 2025/11
低学年~
シリーズ3。楽しかった時間を忘れたくないと寂しがるフニフに親友にワムが贈った、素敵な思い出の残し方とは。互いを思いやる優しさに満ちた四つの物語。
『はじまりはわざとじゃない!』
かさいまり 作 北村みなみ 絵 くもん出版 2025/11
低学年~
不器用なつばさと真面目なるい。対立する二人の視点から、心の揺れをリアルに描く。些細なきっかけで変化する友情の形が、個性的な絵と共に綴られる。共感と気づきに満ちた物語。
『図書館のぬいぐるみかします4』
シンシア・ロード 作 ステファニー・グラエギン 絵 田中奈津子 訳 ポプラ社 2025/12
低学年~
過保護に扱われるぬいぐるみの冒険。空港での迷子や新たな出会いを経て、固い絆で結ばれる仲間とのラストが感動的。心の機微を捉えた優しい物語と柔らかな絵が魅力のシリーズ第4作。
『あいことばはアバイケポン』
ばんひろこ 作 羽尻利門 絵 新日本出版社 2025/11
中学年~
自由で元気なめいとたいきは三年生。喧嘩や失敗を「アバイケポン」で乗り越え、四季を駆け抜ける。幼馴染しんごも加わり、魅力的なキャラが織りなす、爽やかでどこか懐かしい成長物語。
『乱太郎とめぐるふしぎな世界 : おもしろ古典入門の段』
尼子騒兵衛 文・絵 ポプラ社 2025/12
中・高学年~
忍たまの導入で古典37話を紹介。凝ったデザインと美しい挿絵、詳細な解説が魅力。制作秘話も載った豪華な仕様で、古典入門に最適な力作。
『あの日、ともに見上げた空』
黒田季菜子 作 トミイマサコ 絵 松﨑朝樹 医療監修 Gakken 2025/12
高学年~
自閉症の兄や心臓病の親友のため、計画されたやり直し修学旅行。準備を通じ、家族の絆や仲間の思いが交錯する。ハードな現実を柔らかな言葉で綴った、心温まる成長物語。
『わたしはシュシュ やりたいことしか、やっちゃだめ』
黒川裕子 作 北澤平祐 絵 金の星社 2025/12
高学年~
変わり者が集う6年1組の1年間を、装いと共に描く物語。子供特有の葛藤をファッションを通して肯定する、不思議とリアルで痛快な成長譚。
『奇妙でフシギな話ばかり』
ブルース・コウヴィル 作 金原 瑞人 訳 橋 賢亀 絵 岩波書店 2025/11
高学年・中学生~
天使の箱を守る男など、風変わりで深みのある九つの短編。幻想的な世界観で、人生や自己の在り方を問いかける。ユーモアとホラー、硬軟織り交ぜた瑞々しくも重厚な読後感。

ここからはノンフィクション!
『なぞなぞ』
安野光雅 さく/え 福音館書店 2025/12
4歳~低学年
素朴な絵で綴られる、安野光雅さんによる品の良いなぞなぞ絵本。意外な正解に笑いが溢れ、豊かな言葉に触れられる。解説も充実、知的な贈り物としても最適な一冊。
『長くつ下のピッピのお料理ブック』
ダヴィッド・スンディン 文 イングリッド・ヴァン・ニイマン 絵 石井登志子 訳 徳間書店2025/11
低学年~
ピッピの物語に登場する料理や菓子の公認レシピ本。原画を楽しみながら、200枚のクッキー作りなど独創的な世界を堪能できる。本編も読みたくなる、夢溢れる一冊。
『ミニトマトをそだてたら』
鈴木純 写真・文 ほるぷ出版 2025/12
低学年~
苗植えから収穫までを、大きな写真と丁寧な解説で追う。時々の重要ポイントが分かりやすく、栽培の流れを詳細にイメージできる。シリーズ。
『うみの かくれんぼ みいつけた! 1』
小宮輝之 監修 国土社 2025/12
低学年~
シリーズ1。海の生き物の擬態を学べる一冊。全編ふりがな付きの大きな文字で、低学年が無理なく読める。地図やまとめ方の解説も充実、写真の美しさと学びやすさが両立した好構成な本。
『図解 乗り物の歴史』
モリナガヨウ 作・絵 WILLこども知育研究所 編 2025/12
低・中学年~
陸、海や川、空の乗り物と道の歴史を、精巧なイラストで辿る。車輪の進化など発見が満載。絵も構成も味わい深く、乗り物好きへの贈り物にも最適。
『給食コラボ1 授業とコラボ』
藤本勇二 監修 フレーベル館 2025/12
中学年~
シリーズ1。給食と学習を繋ぐ多彩なアイデアを、豊富な写真と共に紹介。文学や算数、歴史まで絡めた献立は驚きに満ち、地域の取り組みも学べる。愛嬌ある挿絵も楽しく、熱意が伝わる本。
『生きものとくらそう!8 トカゲ・カナヘビ』
西村 政晃 監修 国土社 2025/11
中学年~
トカゲの種類や習性、飼育のコツを詳しく紹介。病気の解説など飼うことを前提とした本格的な内容が魅力。中学年以上に最適な、生き物への責任感も学べる良質なシリーズ。
『こんにちは弱いロボット』
岡田美智男 作 早川世詩男 絵 偕成社 2025/12
中学年~
あえて「弱さ」を持ち周囲と繋がるロボットを通じ、心地よい関係を考えさせる一冊。柔らかな絵も魅力的で、自立だけでなく助け合う価値を優しく説く、理系文系を問わず響く哲学的な読み物。
『帰れない山里消えゆくわが家』
豊田直巳 写真・文 農山漁村文化協会 2025/11
中・高学年~
原発事故で帰還困難となった浪江町の記録。家屋解体を決断する住民の葛藤や、途絶えた生活を保存する試みを追う。震災の教訓を静かに問い直す一冊。シリーズ。
『文字を描こう!』
西塚涼子 監修 ニイルセン イラスト 理論社 2025/12
中・高学年~
シリーズ1。文字デザインの基礎から画材選び、実践的なポスター作成まで網羅。素材別アイデアは目から鱗の連続。構成もおしゃれで読みやすく、工夫が詰まった、実用的な一冊。
『文字を使おう!』
西塚涼子 監修 ニイルセン イラスト 理論社 2025/12
中・高学年~
シリーズ2。フォントの基本や視覚効果を学べる。応用例も具体的、著作権等のルールにも触れ、デザインの楽しさと責任を同時に学べる、実用性に優れた本。
『文字を探そう!』
西塚涼子 監修 ニイルセン イラスト 理論社 2025/12
中・高学年~
シリーズ3。街中の看板や漫画の文字を分析し、デザインの役割を解説。身近な例から工夫を学び、世界を見る目が変わる良書。チラシ作りの実践もあり、デザインの本質を深く理解できる。
『トイレが楽しくなるうんちのひみつ』
今泉忠明 監修 さいとうあずみ 文と絵 創元社 2025/12
中・高学年~
パンダが導く、うんちの知的雑学本。専門的な内容をフルカラーの可愛い絵で優しく解説。70頁超の読み応えと美しさで、ギフトにも最適な理科系おすすめシリーズ第7弾。
『校則と子どもの権利 : みんなのルールメイキング』
佐藤 香代 三坂 彰彦 森本 周子 根本 藍 著 まえだたつひこ 絵 子どもの未来社 2025/12
中学生~
弁護士が校則や人権を解説。具体的な対話例を通してルール作りを学ぶ、行動を促す一冊。大人も共に考え、認識を改める助けに。
月間新刊五つ星 2026/1月号総評!

新年を迎え1月も順調な滑り出しとなり、今月も前月に劣らぬ充実した五つ星本が揃いました。
フィクションは低学年から高学年向けまで、心に深く残る物語が豊作です。人気シリーズの最新作もあり、ぜひ関連作も併せて手に取ってほしいと思います。特に『てんてんきょうだいとまるねえちゃん』は、お話会やブックトークでの紹介にも最適な、群を抜く魅力を持った一作です。
ノンフィクションは、学校図書館への備え付けを強く勧めたい、知的好奇心を刺激する良書が目立ちました。ご家庭で一冊ずつ揃えるのは難しくても、ぜひ図書館などで借りて、親子でじっくりと会話を楽しみながらページをめくってほしいラインナップです。
厳しい寒さが続く冬ですが、体調を整えながら、豊かな読書の時間を積み重ねていければと思います。

次回も15日くらいを目安にしています。

ここでご紹介した作品のうち
『ゆきのひのさんぽ』は
【お話会・読み聞かせ】に最適!盛り上がるクリスマス絵本特集
『はらぺこえびすのおしょうがつ』は
【お正月・年末年始】読み聞かせに!大晦日から新年まで楽しめる絵本特集
でも紹介しています。ぜひご覧になってください!




