おすすめ絵本・児童書 1/18号 1/5~/11 ノンフィクション

ノンフィクション担当のくろです
1/5~/11の読了23冊から、ノンフィクションのよかったもの8冊ご紹介します!
『 おいしいおすしずかん : おすしってどうやってできるの?』
ながさき一生 監修 七條初江 絵 大泉書店 2024/12
5歳~低学年
ネコが営む寿司屋を舞台に、寿司や魚の説明、さばき方が本格的に描かれた絵本。可愛いネコの手と親しみやすいイラストが最高。
『いのちの楽園 : 熊本サンクチュアリより』
佐和みずえ 作 静山社 2024/11
中学年~
動物実験で使われたチンパンジーを保護し余生を支える施設を描くドキュメンタリー。明快な文章で動物実験や命について考えるきっかけを与える。
『モンシロチョウ、「ねむるさなぎ」のひみつ』
橋本健一 著 汐文社 2024/10
中・高学年~
モンシロチョウのさなぎの眠りを研究する作品。丁寧な観察から得られた成果が詳しく描かれている。大きな文字、シンプルなグラフもわかりやすく、調べる学習のお手本となる一冊。
『ズーミング!水族館 : 疑問を拡大していけば仕組みが見えてくる!』
小宮輝之 監修 秀和システム 2024/12
中・高学年~
水族館の展示や運営、繁殖などについての20の疑問に迫る。水槽の仕組みや意外な取り組みなど、驚きの連続。豊富な写真とともに、SDGs14『海の豊かさを守ろう』を考えるきっかけにも。
『 日本の未来が危ない!?人口減少社会3』
岩澤美帆 監修 汐文社 2024/12
中・高学年~
シリーズ3。医者不足や孤独死まで、多岐にわたる社会問題を扱う。研究テーマを見つける手助けにもなり、自分の興味分野を再発見できる内容。
『そうだったのか!都道府県名の由来ずかん』
西村まさゆき 著 タラジロウ 絵 ほるぷ出版 2024/11
中・高学年~
都道府県名と旧国名の由来を同時に地図で学べる一冊。シンプルで色使いのよいイラストが読みやすく、教養と楽しさが詰まった理想の本。家族で楽しめる。
『レオがのこしたこと : ヴェステルボルク収容所の子どもたち』
マルティネ・レテリー 作 野坂悦子 訳 静山社 2024/11
中・高学年~
オランダのユダヤ人少年レオの目を通して描かれる戦争の悲劇と希望の物語。悲しみの中にも人間の強さと優しさが際立つ。語りかけるような文章は小学生に最適。
『わたしはみつけた! :バージニア・アプガー博士の赤ちゃんの命をすくう発明 』
キャリー・A.ピアソン 文 ナンシー・カーペンター 絵 さくまゆみこ 訳 子どもの未来社 2024/12
中・高学年~
赤ちゃんの健康スコアを提案したアプガーの自伝絵本。彼女の情熱的な挑戦が描かれる。コミカルな絵と軽快な文章が魅力だが、文章は長めなので四年生以上がよいかと。
くろが選ぶ 今週の一冊! 1/11号
『おいしいおすしずかん :
おすしってどうやってできるの? 』
ながさき一生 監修 七條初江 絵 大泉書店 2024/12です!

ネコの寿司職人たちが営む寿司屋を舞台に、寿司の種類や魚の説明、さばき方まで本格的に描いた絵本。海苔巻きの巻き方も紹介され、親しみやすいネコたちのリアルで可愛いイラストが最高です。版が小さめで文字も小さいため、親子でゆっくり眺めながら楽しむのがおすすめです。

次のご紹介は1/25号です、よろしくお願いします!