おすすめ絵本・児童書 1/25号 1/12~/18 フィクション

フィクション担当のくりです
1/12~/18の読了30冊から、フィクションのよかったもの6冊ご紹介します!
『リパのおいしい庭づくり』
福井さとこ 作・絵 のら書店 2024/11
低・中学年~
シリーズ3作目。庭師のリパと子どもたちが協力し、有機肥料で花壇で野菜を作る。穏やかな色彩と野菜の描写が美しく、食育にもつながる一冊。
『まいどばかばかしいお笑いを!』
赤羽じゅんこ 作 フジタヒロミ 絵 講談社 2024/11
中・高学年~
おしゃべりな女の子が落語家との出会いをきっかけに落語「転失気」に挑戦することに。落語の魅力や文化を楽しく紹介、おはなし日本文化シリーズ全10巻の一つ。
『 ゴール!おねしょにアシスト』
井嶋敦子 作 こばやしまちこ 絵 国土社 2024/11
中・高学年~
おねしょや発達障害をテーマに、サッカー仲間三人の友情と成長を描いた物語。治療内容も具体的で、子ども目線の丁寧な描写が光る一冊。
『しじんのゆうびんやさん 』
斉藤倫 作 牡丹靖佳 画 偕成社 2024/11
高学年~
郵便局で働くガイトーとトリノス。ある日、灯台守に手紙が届き、それをきっかけに街に詩が行き交う。詩が物語に自然に溶け込む不思議な空気感の作品。
『ひとつだけ守りたいもの』
リンダ・スー・パーク 作 ロバート・セーヘン 絵 佐藤淑子 訳 玉川大学出版部 2024/9
高学年~
クラスの宿題「火事で持ち出す宝物」を通じて、本当に大切なものを考える物語。朝鮮の伝統的定型詩形式が新鮮で、読者自身にも問いかける良書。
『プラテーロとぼく』
フアン・ラモン・ヒメネス 作 宇野和美 訳 早川世詩男 絵 小学館 2024/11
中学生
ノーベル文学賞作家による散文詩。ロバのプラテーロと過ごした一年を描き、スペイン南部の光と影が交錯する。『プラテーロとわたし』として知られる圧倒的迫力の名作。
くりが選ぶ 今週の一冊! 1/25号
『ひとつだけ守りたいもの』
リンダ・スー・パーク 作 ロバート・セーヘン 絵 佐藤淑子 訳
玉川大学出版部 2024/9です!

「火事の時ひとつだけ持ち出すなら?」という宿題が、クラス全員の心の奥を映し出します。各々の答えに対する議論を通じて、本当に大切なものを考えるきっかけとなる物語です。時調(朝鮮の伝統的な定型詩)の形式で紡がれたストーリーに、自分も参加しているかのような感覚になります。テーマの深さと読者へ問いかける力は、さすがの著者です。

くろのノンフィクション1/25号もよろしくお願いします!