【2026年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(4/18号) 4/5~4/11に読んだ本

フィクション担当のくりです
4/5~4/11の読了45冊から、フィクションのよかったもの20冊ご紹介します!
『ごはんたいそう』
五味ヒロミ 作 わたなべあや 絵 フレーベル館 2026/3
1歳~
眠たい具材が体操の合図で元気にごはんへ変身!リズミカルな掛け声と共に食卓が整う様子は、朝の活力そのもの。栄養バランスに配慮した愛らしい絵が、規則正しい生活習慣を楽しく育む。
『たわしのねこ』
しまだはるお 作・絵 ひかりのくに 2026/3
2歳~
言葉の一節を入れ替えるだけで、平穏な日常が突飛な光景へ。言葉遊びが生み出す意外な展開と、独特な色彩で描かれた個性的な絵が子どもの心を掴む。言葉の不思議な力と面白さを体感できる。
『たけのこのびのーび』
すとうあさえ ぶん かじりみな子 え ほるぷ出版 2026/3
2歳~
シリーズ。土から顔を出したたけのこが、ネズミと交流しながら成長する姿を明るい絵で瑞々しく描く。縦開きの構図で成長の勢いを表現し、二十四節気の立夏を親子で身近に感じられる構成。
『トイトイトイレットペーパー』
大塚健太 さく くさかみなこ え 講談社 2026/3
2歳~
軽快なリズムとポップな絵柄でトイレットペーパーのキャラクターが、トイレへの抵抗感を拭い去る。スッキリとした描写で、肩の力を抜いてトレーニングに取り組める、応援歌のような作品。
『ふわふわパンダ』
みやもとかずあき 作 講談社 2026/2
3歳~
空に浮かぶ雲がパンになり、それを食べたパンダたちにも変化が!奇想天外な展開と愛らしい絵のギャップが、読み手の想像力を刺激。自由な発想の楽しさを親子で楽しめる絵本。
『もぐれっしゃ』
もとやすけいじ 著 佼成出版社 2026/2
3歳~
シリーズ5。冬ごもりをしていた生き物が、春の訪れと共に列車に乗り込んで出発!緻密に描き込まれた駅の様子、道中のハプニング、趣向を凝らした見返し、細部に至る演出に心が躍る。
『たんぽぽてんし』
竹下文子 文 岡田千晶 絵 小峰書店 2026/3
3歳~
綿毛と共に旅をする「たんぽぽてんし」が、周囲を慈しみながら命を繋ぐ物語。岡田千晶の描く繊細で美しい挿画が、春の光や風の質感を情緒豊かに伝える。
『くろくんたちのすてきなおえかき』
なかやみわ さく・え 童心社 2026/2
4歳~
シリーズ。紙の薄さを活かし、新しい技法を楽しむクレヨンたちの姿を描く。美術的な遊びの導入として秀逸で、発見の喜びと創意工夫の楽しさが詰まった、読後の実践意欲を高める一冊。
『はっぱのうえに』
たてのひろし さく 福音館書店 2026/3
3歳~低学年
葉の上で静かに変化を待つ、てんとう虫のさなぎ。緻密な描写と圧倒的な質感で描かれた変態の過程は大変ドラマティックで、自然界の美しさを鮮烈に印象づける観察絵本。
『コット、はじめてのドライブ』
阿部結 著 佼成出版社 2026/3
3歳~低学年
父とのドライブを通じ、移ろいゆく景色や季節の美しさを描く。映画のような演出と秀逸な背景描写が、日常の何気ない瞬間に宿る永遠を鮮やかに照らし出す、情緒豊かな物語。
『ぼくのランドサル』
石川基子 作・絵 Gakken 2026/3
4歳~低学年
ランドセル選びに訪れた先で驚きの出会い。愉快な設定と、細部まで丁寧に描かれた動物たちの愛らしさが、入学前の子どもの緊張を期待へと変える。型に嵌まらない選択の楽しさと喜び。
『家族戦隊カジレンジャー!』
粂井優子 作 塚本やすし 絵 三木智有 監修 くもん出版 2026/2
5歳~低学年
家族全員がヒーローとなり、家事という任務に挑む設定が痛快。汚れや怠心を怪獣に見立て、立ち向かう姿を色彩豊かに描く。見取り図や歌の演出も充実、前向きなエネルギーに満ちた作品。
『星空キャンプ』
村上 康成 作・絵 徳間書店 2026/3
5歳~低学年
家族で過ごす一週間のキャンプを、曜日ごとに情緒豊かに展開。自然の息吹を感じる体験を通じ、地球という大きな存在を肌で感じる物語。
『きゅうしょくのじかん』
加藤休ミ 作・絵 Gakken 2026/3
5歳~低学年
柔らかな質感で描かれる、小学校生活の楽しみである給食の時間。準備から片付け、おかわりを巡るジャンケンまで、教室の活気が温かく伝わる。
『ハチは救急車ねこ』
なかがわ ちひろ 作・絵 徳間書店 2026/3
低学年~
シリーズ4。夜の動物病院で奮闘する猫の医者をユニークに描く。怪我をした蛇の手術など、緊張感と温かさが共存する。豊かな挿絵が物語を支える誠実な物語。
『ンビリの王子、旅にでる』
長江優子 作 fancomi 絵 くもん出版 2026/3
低学年~
全ての言葉を「ん」から始めるという、王子の突飛な考えが巻き起こす騒動をユニークに描く。設定の細部まで練り込まれた言葉遊びと、楽譜や歌が連動する多角的な構成が特徴。
『しょうがっこうの、いやなところ…』
山本悦子 作 佐藤真紀子 絵 あかね書房 2026/3
低学年~
早く帰りたいと願う1年生の葛藤を、繊細な筆致で描く。変わり者の同級生との交流や、理解ある教師に導かれたクラス全員での遊び。等身大の悩みと共感を呼ぶ日常が、明日への勇気をくれる。
『かおりちゃん』
内田麟太郎 文 楓真知子 絵 文芸社 2026/3
低学年~小学生
「かわのさん」と呼び方が変わっても、胸の奥に秘めた想いは変わらない。転校を機に溢れ出す切ない感情を、迫力ある絵と詩的な言葉で描き出す。
『窓のまどかさん』
戸森しるこ 作 クリハラタカシ 絵 講談社 2026/3
中・高学年~
窓に宿る不思議な存在「まどこさん」との、軽妙で奇想天外な対話を描く。窓から見える景色や豪華な窓の秘密など、日常の風景を新たな視点で捉え直す語り口が秀逸。
『神の蝶、舞う果て』
上橋菜穂子 著 講談社 2026/1
高学年・中学生~
聖域を守る少年の使命と、相棒を襲う異変を軸にした壮大なファンタジー。不条理な世界で信頼を築き、成長する姿が丁寧に紡がれる。圧倒的な筆致で描かれる世界観が印象的。
くりが選ぶ 今週の一冊! 4/18号
『ハチは救急車ねこ』
なかがわ ちひろ 作・絵 徳間書店 2026/3です!

夜の山で動物たちを救う猫のお医者さん。新入りのハチは、失敗を乗り越えながら一生懸命に命を繋ぐ手助けに励みます。緊迫した手術シーンや動物たちの見事な連携プレーは、読み手の心をワクワクさせます。細部まで練られた設定と温かな挿絵が光る、シリーズ4作目の感動作です!

くろのノンフィクション4/18号もよろしくお願いします!




