【2026年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(6/27号) 6/14~6/20に読んだ本

フィクション担当のくりです
6/14~6/20の読了23冊から、フィクションのよかったもの12冊ご紹介します!
『うきわんわん』
乾栄里子 作 %ORANGE 絵 ひさかたチャイルド 2026/5
3歳~
泳ぐのが大好きなうきわの犬が、仲間を増やして海へ出かける夏にぴったりの絵本。クラシックで魅力的な絵とともに、子どもらしい、明日への期待に胸を膨らませる姿を可愛く描く。
『うえからみたりよこからみたり』
麻生知子 さく 福音館書店 2026/5
3歳~
様々なものを上と横から見た姿で描く、視点の違いが楽しい作品。味のあるイラストが絶妙で、普段見ない角度からの発見に、大人も子どももワクワクと盛り上がれる。
『しりとりきんちゃく』
玉田美知子 著 KADOKAWA 2026/5
3歳~
言葉を捕まえる巾着が登場する、お話会でも盛り上がる参加型絵本。太い線で描かれた迫力ある絵が魅力的で、言葉を繋ぐ面白さが分かり始めたお子さんにぴったり。
『かばじい』
大塚健太 作 北村裕花 絵 世界文化ワンダーグループ 2026/5
3歳~
何でも得意な自慢のおじいちゃんカバが大活躍。池でのハプニングから予想外の展開へ。迫力あるおばあちゃんの姿に思わず笑ってしまう、パワーあふれる明るい絵本。
『かさがポン!』
チョンヒジ さく おおたけきよみ やく ほるぷ出版 2026/5
4歳~
黒い傘に魔法をかけて自由な空想を楽しむ姉弟の物語。多種多様な雨の表現とにじむような優しい色彩が美しく、手元で細部までじっくりと眺めたい作品。
『バナナでんわででんわをしたら』
ギデオン・ステラー 文 エミリー・ヒューズ 絵 ふしみみさを 訳 ひさかたチャイルド 2026/5
4歳~低学年
バナナを電話に見立てた空想からのびのびと世界が広がる温かさ。深みのある美しい絵で少年とジャングルの様子が豊かに描かれ、懐かしさと優しさに溢れる物語。
『おならはえらい』
まどみちお 詩 岡本よしろう 絵 ほるぷ出版 2026/5
4歳~低学年
おならを讃えるユーモア溢れる詩が、宇宙まで広がる壮大な絵本。素朴ながら丁寧に描き込まれた温かみのあるイラストが面白く、巻末に掲載された詩の世界をじっくり味わえる。
『ありのこりーこ』
秋山あゆ子 絵 麦田あつこ 文 ブロンズ新社 2026/5
4歳~低学年
赤ちゃんが生まれ寂しさを抱えるアリの女の子、りーこのお散歩物語。細部まで美しい擬人化の表現が素晴らしく、拗ねる仕草に共感しつつ様々な角度から楽しめるギフトにも最適な一冊。
『ライオンとことり』
マリアンヌ・デュブク 作 藤原潤子 訳 かけはし出版 2026/3
5歳~低学年
ライオンと傷ついた渡り鳥の交流と再会を静かにつむぐ物語。短い言葉と素朴で愛らしい絵から、共に過ごす喜びや別れの寂しさが柔らかく伝わってくる味わい深い絵本。
『ぼくらは物語ハンター』
バーバラ・リード 作 千葉茂樹 訳 あすなろ書房 2026/5
低学年~小学生
氷河期を舞台に、壁画と出会った少年の姿を描く。土の匂いがしてくるようなしっとりとした美しい絵が魅力的で、時を超えた生命の力強さを感じる作品。
『知らないどこかへ : 難民となった子どもたち』
カシュミラ・シェット 文 ニコロ・カロッツィ 絵 杉本詠美 訳 汐文社 2026/5
中学年~
故郷を離れ、新しい環境へ一歩を踏み出す3組の難民家族を描く。子どもの孤独や不安を表現した美しい絵が印象的で、共感できる葛藤と希望の物語。
『希望を運んだ図書館 : 馬に乗って本をとどけた女性たち』
ローレン・H.カースティン 作 ベッカ・スタッドランダー 絵 中井はるの 訳
くもん出版 2026/5
中学年~
1930年代の米国に実在した騎馬図書館員の歩み。精密で美しい絵と力強い文章が印象的で、本を読む喜びや困難に立ち向かう情熱、希望がまっすぐ伝わる。
くりが選ぶ 今週の一冊! 6/27号
『ありのこりーこ』
秋山あゆ子 絵 麦田あつこ 文 ブロンズ新社 2026/5です!

赤ちゃんが生まれ、寂しさから散歩に出かけたアリの女の子りーこの物語。虫たちの暮らしを細やかに描いた擬人化の表現が美しく、主人公の拗ねる仕草はお姉ちゃんになった子の心情をリアルに捉えています。生き物の生態も楽しく学べ、子どもに共感性の高い物語と愛らしい世界観が見事に調和した、贈り物にもおすすめしたい一冊です。

くろのノンフィクション6/27号もよろしくお願いします!



