【2026年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(8/1号) 7/19~7/25に読んだ本

フィクション担当のくりです
7/19~7/25の読了35冊から、フィクションのよかったもの12冊ご紹介します!
『にゃんこかぞくおふろのじかん』
KORIRI 作 教育画劇 2026/6
4歳~
おふろを嫌がる末っ子を、姉の楽しい発想が包み込む。家族で過ごすお風呂時間の賑やかさや、お湯上がりの毛並みの質感まで楽しめる、温もりに満ちた一冊。
『こひつじのくびかざり』
なかの真実 作 小学館 2026/6
4歳~
母からもらった鈴と共に冒険へ踏み出すこひつじの成長物語。迫真の構図と温かみ溢れる写実的な絵が美しく引き込まれる。卓越した画力を堪能できる絵本。
『おまつりって、こわい?』
樋勝朋巳 作 世界文化社 2026/7
4歳~
怖がりなうさぎがカッパの強引な誘いで祭りに参加。破天荒な展開に驚きつつ、一歩を踏み出す勇気に共感できる。愛らしく伸びやかな絵が広がり、幸福感に包まれるユーモラスな一冊。
『やまゆり』
たてのひろし さく 小峰書店 2026/6
4歳~低学年
芽生えから枯れて種を散らすまで、やまゆりの一生を繊細に描いた文字のない絵本。圧倒的な画力で表現された自然の循環と力強い美しさは、見るたびに新しい発見と感動を与える。
『わたしだけのいすどうつくる?』
二歩 作・絵 くもん出版 2026/6
4歳~低学年
自分だけの椅子作りに挑む少女を描く。様々なアイデアを形にする工程が夢にあふれ、ものづくりの楽しさを伝える。親しみやすい絵柄も魅力的で、想像力を刺激する作品。
『ポタッポタ』
アーロン・ランデール 作 有田奈央 訳 Gakken 2026/7
5歳~低学年
床の赤いシミを追う中で緊張感が高まる新感覚ホラー絵本。シュールでしゃれた絵が独特の恐怖と世界観を醸し出し、予期せぬユーモラスな結末へと引き込む。
『よるのはくあき』
かわさきしゅんいち 作・絵 木村由莉 監修 PHP研究所 2026/7
5歳~低学年
恐竜が眠る白亜紀の夜を舞台に、小動物の冒険を迫力満点に描く。限定された色彩と凝った構図が闇の恐ろしさを引き立てる。恐竜好きには一味違う視点から太古の息吹を楽しめる。
『エゾリスのちゅぷ』
もとしたいづみ 文 きくちちき 絵 ほるぷ出版 2026/6
低学年~
ひとり立ちしたエゾリスの日常を、リアルな生態を交えて描く幼年童話。親離れや危険との隣り合わせの生活を軽やかに見せる。きくちちき氏が手掛ける躍動感あふれる挿絵が秀逸。
『ベンチのゆうれい』
マージョリー・ワインマン・シャーマット 作 小宮由 訳 早川世詩男 絵 岩波書店 2026/6
低・中学年~
夜の公園にあらわれる二人の幽霊が、ベンチを巡る思い出を語り合う。洒落た構成と軽妙な挿絵が心地よく調和し、洗練された世界観を創り出す。さらりと読める軽やかさと愛らしさが魅力。
『ぼくたちは、あらそうために生きるのか?』
山極寿一 文 あべ弘士 絵 偕成社 2026/6
中学年~
ゴリラ等の生態から、分かち合い争いを避ける知恵を学ぶ。研究事例を交えた深い内容は読み応えがあり、生き物のあり方から平和な社会の形を模索する。圧倒的な絵が力強く語りかける作品。
『死神』
川端誠 作 ロクリン社 2026/6
中・高学年~
死神の助言で名医となった男の滑稽な末路を描く古典落語。軽快な語り口とユーモアあふれる絵が絶妙に調和。わかりやすく落語の魅力を伝え、小学生向けの夏のおはなし会にもお薦め。
『こわい話の時間です : 左肩のともだち』
井上雅彦 編 新井素子 他 著 おく 画 福音館書店 2026/6
中・高学年~
精鋭作家9名による児童向けホラー短編集。シリーズ3。多様な恐怖を深く味わえる質の高さが秀逸で、子どもだけでなく大人の鑑賞にも耐えうる、読み応え抜群の至高のオムニバス。
くりが選ぶ 今週の一冊! 8/1号
『こわい話の時間です : 左肩のともだち』
井上雅彦 編 新井素子 他 著 おく 画 福音館書店 2026/6です!

豪華執筆陣が贈る、本格派の児童向けホラー短編集です。背筋が凍る怪異から人間の心理に迫る恐怖まで、バラエティ豊かな9つの物語が鋭く感情を揺さぶります。一度ページを開けば引き返せないゾクゾク感と、大人も唸る完成度の高さが際立つシリーズ3作目です。

くろのノンフィクション8/1号もよろしくお願いします!


