【2026年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(5/2号) 4/19~4/25に読んだ本

フィクション担当のくりです
4/19~4/25の読了18冊から、フィクションのよかったもの7冊ご紹介します!
『1がかけたよ』
ウーヤーナン さく リウロンシャ え 木坂涼 やく 岩崎書店 2026/3
4歳~低学年
クマ先生の教室で、動物たちが個性豊かな「1」を書く様子を温かく描く。それぞれの良さを認める先生の姿勢が、学びの不安を安心感へと変える。自由な表現を慈しむ、寛容さに満ちた作品。
『もういちどみてごらんかなしみのうみ』
アンナ・ユディカ キアラ・ヴィニョッキ シルヴィア・ボランド さく 山下 愛純 やく
アチェロ 2026/2
4歳~低学年
悲しみに沈む魚が旅の果てに知る驚きの仕掛け。本を上下逆さまにするだけで、状況が一転。イタリア発のユニークなアート絵本。
『呪いのスマホ』
有田奈央 文 市川友章 絵 新日本出版社 2026/2
低学年~小学生
シリーズ。不気味な声や顔がスマホに現れる恐怖。リアルな画風で生々しい。消えぬ執拗な恐怖と、衝撃のラストから目が離せない。
『プライド 上巻: 風魔小太郎忍法帖』
小前亮 作 遠田志帆 絵 小峰書店 2026/2
中・高学年~
上巻。襲撃により壊滅した里の再起を誓う、若き忍者たちの成長物語。地に足のついた描写で、戦国時代の様相をリアルに浮かび上がらせる。軽妙な掛け合いと前向きな姿勢が光る、痛快な物語。
『秘密のフリンドル・ファイル』
ドリュー・クレメンツ 著 田中奈津子 訳 講談社 2026/2
高学年~
アナログな授業を行う教師と、ある疑問を抱く生徒との知的な戦い。違法アップロードを正す活動を通じて、言葉の持つ力や仲間との絆を丁寧に描写。前作から続く物語の奥行きと、意外な結末までを一気に読ませる魅力的な一冊。前作『合言葉はフリンドル!』と一緒に楽しみたい。
『サフィヤの戦争』
ヒバ・ヌール・カーン 作 児玉敦子 訳 静山社 2026/3
高学年・中学生~
占領下のパリを舞台に、モスクを拠点として人道をつくした少女の勇気を描く。実話を基にした物語は臨場感に溢れ、信仰や歴史の多様な視点を与えてくれる。平和への祈りが重なる作品。
『さらわれたふたりと少年使節』
中川なをみ 作 スカイエマ 絵 鈴木出版 2026/2
高学年・中学生~
過酷な境遇にありながら、料理人として希望を繋ぐ少年の旅物語。史実を背景にした船旅の描写は重厚で、当時の国際情勢や人身売買という歴史の闇を鋭く浮き彫りにする充実の一冊。
くりが選ぶ 今週の一冊! 5/2号
『サフィヤの戦争』
ヒバ・ヌール・カーン 作 児玉敦子 訳 静山社 2026/3です!

ナチス占領下のパリで、イスラム教の寺院に暮らす少女がレジスタンス活動に身を投じる物語。実話に基づく緊迫した展開の中で、異なる信仰を持つ人々が手を取り合う姿に胸が熱くなります。当時の街の様子や歴史背景も丁寧に描かれ、隅々まで読みつくしたい、新しい学びと感動を届けてくれる充実感にあふれた良書です。

くろのノンフィクション5/2号もよろしくお願いします!


