【2026年新刊】おすすめフィクション児童書・絵本(7/4号) 6/21~6/27に読んだ本

フィクション担当のくりです
6/21~6/27の読了27冊から、フィクションのよかったもの9冊ご紹介します!
『フラフープ!』
かねこまき 作 ブロンズ新社 2026/4
2歳~
食べ物たちがフラフープに挑戦し奇想天外な姿を見せる縦開きの絵本。ページをめくるたびに起こる大胆な展開が面白く、ユニークな挑戦の数々に心が躍る。
『らっこもじゃもじゃっこ』
かんちくたかこ ぶん 高久至 しゃしん アリス館 2026/5
2歳~
愉快な響きの言葉に乗せて、野生のラッコの愛らしい日常を捉えた写真絵本。心地よいリズムで毛並みの特徴や生態に触れ、巻末の解説まで学びと癒やしが詰まった作品。
『るろ~んどぅろ~んちぷたぢゅぷた』
伊佐久美 作 講談社 2026/5
3歳~
空から響く不思議な音とともに、雨の日の景色が一変していく空想絵本。独特な質感の擬音と言葉遊びが愉快で、天気の憂鬱さを吹き飛ばすシュールな魅力があふれる。
『いるかのこ』
きくちちき 作・絵 鈴木出版 2026/5
3歳~
のびのびと広がる青い海を舞台に、子イルカの純粋な「好き」が重なる。夜の海の情景やマダライルカの美しい描写が秀逸で、親子の深い情愛が胸に染みる作品。
『ぼくのもり』
北林みなみ 作 講談社 2026/5
5歳~低学年
神秘的な色彩で描かれる、命の巡りを感じさせる心象風景のような作品。引き込まれるほど美しい色の濃淡が自然の息吹を表現し、読むほどに奥深い余韻を残す。
『すみれのさとうづけ』
石井睦美 文 Krimgen 絵 世界文化社 2026/6
5歳~低学年
祖母を亡くした祖父のため、妖精に教わりながら伝統菓子作りに挑む幻想的な物語。ヨーロッパの香りが漂う気品ある絵柄が、家族を想う温かな愛情のドラマを美しく引き立てる。
『モプーはヘンダ』
伊藤亜和 作 出口かずみ 絵 KADOKAWA 2026/5
低学年~
周囲の好奇の目に葛藤する男の子が、クラスメートとの関わりを通して心の重荷を解消していく物語。偏見が生まれる背景を巧みな比喩で描き、他者理解の尊さを伝える。
『いいたいことがありすぎます!』
工藤純子 作 武田美穂 絵 金の星社 2026/5
低学年~
周囲に気を使って本音を隠してしまう少女が、身近な調理体験を通して自己表現の尊さに気づく成長劇。日常の一コマを生き生きと描き、言葉で伝える勇気を届けてくれる。
『夏の迷子』
村上しいこ 作 フレーベル館 2026/5
高学年~
複雑な家庭事情や諦めに揺れる小学五年生の葛藤と、自らの願いを口にするまでの心の軌跡を描いた秀作。子どもの権利と本音に真摯に向き合い、確かな希望を心に灯す。
くりが選ぶ 今週の一冊! 7/4号
『モプーはヘンダ』
伊藤亜和 作 出口かずみ 絵 KADOKAWA 2026/5です!

他者と異なる外見をもつ男の子が、周囲からの好奇の目に葛藤しながらも、クラスメートと相互理解を深める物語。心ない言葉をトゲとして視覚化した巧みな比喩が秀逸で、偏見が生まれる背景と解消への道を子ども目線で優しく、ユーモラスに描き出した作品です。

くろのノンフィクション7/4号もよろしくお願いします!


